医療機器においてモータを高速回転させたい場合はBLDCを選択しますが、高精度な位置決め・高効率なモーションコントロールのためにはFOC制御等の高機能アルゴリズムが有効です。しかし、従来は高機能アルゴリズムを実装する上でSW開発やアルゴリズムの品質検証に高い専門性と膨大なリソースが必要で、設計後もシステムの改版やモーターの変更ごとに調整と多大な時間を要しました...
ベットサイドや据え置きの検査装置等、医療機器においてステッピングモータは広く使われていますが、ユーザーを考えた設計課題としてモーター起因の騒音や検体・試薬の搬送時の振動、脱調の検出など、あらゆる点が問題になります。対して、脱調回避に一定のマージンのあるモータ電流を流す場合には、熱設計問題やシステム全体の消費電力増加など...
近年の医療機器設計において、高精度な検査技術の需要がますます高まっています。加えてセンシング回路やプロセッサを始めとするデジタル半導体にも更なる注目が集まっておりますが、それらのデジタル半導体も、優秀な電源技術がなければ最大限の活用はできません。電源システムのマネジメントから各用途に最適化された実設計に役立つICまで...
デジタル化に伴う先進的技術への対応と安全性の両方が必要となる医療機器では、設計の困難に直面することが多々あるかと思います。本セッションでは、機能ブロックごとの必要技術を整理し、駆動系におけるアナログ・デバイセズの革新技術を紹介します。さらに、精度と信頼性を重視した分析装置のセンサー技術、そして機器管理やセキュリティ技術を取り上げます...
石井聡のウェビナーシリーズです。前回に引き続き、高精度/高速データコンバータ回路設計の最適化のための必要な知識「ADCドライバ・アンプの選定」について解説します。 前回は高速データコンバータ とアナログ・フロントエンドのSNR について解説しました。今回はその前段である ADCドライバ・アンプの選定に...