藤森 弘已 藤森 弘已 アナログ・デバイセズ

オペアンプは単純な構成の電子素子です。使う上での入り口は広く、敷居も低いものです。しかし、使っていくうちに物足りなさを感じたり、改良しようとしてうまくいかないことがあります。オペアンプも万能ではないので、高性能化する周辺回路を考慮して使う必要があります。本セッションでは、汎用回路からのステップアップをする際に重要な考え方のいくつかを解説します。

  1. ノイズ:アンプ周辺のノイズを考え、ノイズに埋もれない増幅とはどのように考えるのか。高分解能コンバータとオペアンプの相性とは何かを考えます。表現が異なるコンバータのノイズ・スペックとアンプのノイズ・スペックはどのようにすり合わせるのかなどの考え方
  2. 信号電圧:高電圧の信号処理をするオペアンプについて解説します。マイクロマシンなど、高電圧を必要とする用途にどのようにオペアンプ組み込むかについて考えます。
  3. 保護回路:回路の護り方