
多くの電子回路設計者が遭遇するいろいろなトラブル
例えば電源回路ではその負荷が決まってからでないと詳細な設計ができません。必要な機能の設計が終わってから短時間で、そして確実に安定に動く電源回路を設計しなければなりません。
今回は電源回路の安定性評価方法と測定器がない時の対処、さらにLTspiceで位相余裕を測定する方法をご紹介いたします。
また、高次フィルタを例にとって、部品バラつきによる特性変化に対処する評価をLTspiceで行う方法と、特に.funcコマンドを使用した例をご紹介いたします。
- 電源回路に関して
- 位相余裕の測定方法
- 測定装置がない場合の対処方法
- LTspiceによるボード線図の作成方法
- 高次フィルタに関して
- 受動部品の誤差がどの程度周波数特性に影響するか
- LTspiceでの検証方法
- 最悪の場合を .func コマンドを使用して検証