Question: MAX17262REWL+のセンス抵抗は評価キットデータシートでは10mΩで、MAX17262製品のデータシートでは7mΩになっているが、どちらが正しいのか?
Answer: MAX17262R はデータシートの表では、下の様になっており、7mΩとなっています。これは、デバイスのハードウェアのスペックとしては正しいのですが、システムのロスの見積もりや、
処理系のアルゴリズム的に考える場合は正しくありません。
このため、MAX17262EVKのマニュアルでは10mΩに設定するような記述があったり、ユーザーズガイド(UG6597 Rev3)では次の様な記述があります。
Table 5 shows the
measurement ranges and resolutions of several common-sense resistor values. For the
MAX17262, the current measurement is done with an internal sensing element. The
measurement range is fixed at ±5.12A, and the measurement resolution is fixed at 156.25μA.
measurement ranges and resolutions of several common-sense resistor values. For the
MAX17262, the current measurement is done with an internal sensing element. The
measurement range is fixed at ±5.12A, and the measurement resolution is fixed at 156.25μA.
これには次の様な事情があります。
MAX17262のセンス抵抗はWLPパッケージの銅で出来た再配線層を用いて作られています。その再配線の部分の抵抗は7mΩになるように設計されいますが、実際に外から見える抵抗はそれ以外の部分が含まれています。
チップはRSNSで電流をセンスしますが、システム的にはRp1とRp2が直列にセンス抵抗に接続される形になります。Rinsを考えると10mΩが正しく、また、チップは7mΩでセンスしていますが、アルゴリズム的にそれを10mΩに換算しているので、
ソフトを考える際には10mΩで設定していただくのが正しいというのが User's GuideのTable5の意図するところとなります。